人生は、お天気いろいろ

日々の生活やプログラミング等に関するメモ・雑文を記載しています

Struts2 + Spring3 + MyBatis環境構築 -Struts2 インストール-

Struts2 + Spring3 + MyBatisを使った開発ってよくあると思う。

 

私も仕事で上記のフレームワークを使って開発しているけど、何もないところから、これらのフレームワークを連携させたことってない。

 

そこで、仕事の幅を広げるためにも、自宅のPCにこれらをインストールして、簡単なWebアプリを作ってみようと思う。

 

まずはそんな話の1回目。

Struts2をインストールして、Hello Worldを表示するところまでを、まとめてみようと思う。

 

 使用するもの。

 

Eclipse 4.3 Kepler

Tomcat 7.0.47

Struts 2-3.15.3

Eclipse Tomcatは既にインストール済み 

 

 Struts2は、下記のサイトからダウンロードした。

http://struts.apache.org/download.cgi#struts2316-SNAPSHOT

 

Tomcatプロジェクトの作成

まず、Eclipseにこれから作成するアプリケーション用のプロジェクトを作成する。ここではTomcatプロジェクトを作成。

 

■ zipファイルの解凍

次にApache Strutsからzipファイルをダウンロード後、適当なところに解凍する。解凍すると、中身はこんな感じになっている。

f:id:tfCenturion:20131107211826j:plain

  

■クラスパスの設定

解凍後のフォルダのうち、libフォルダの中身から必要なライブラリを、先ほど作成したTomcatプロジェクトのクラスパスに設定する。

 

今回は、以下のライブラリを設定。

asm-3.3.jar

commons-fileupload-1.3.jar

commons-io-2.0.1.jar

commons-lang-2.4.jar

commons-lang3-3.1.jar

commons-logging-1.1.3.jar

freemarker-2.3.19.jar

javassist-3.11.0.GA.jar

ognl-3.0.6.jar

struts2-convention-plugin-2.3.15.3.jar

struts2-core-2.3.15.3.jar

xwork-core-2.3.15.3.jar

 

■web.xmlの作成

web.xmlを作成する。配置場所はWEB-INF/web.xml

ここでは、wep-app に3.0を設定しているので、ServletはVersion 3.0となる。

<web-app version="3.0" xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/javaee http://java.sun.com/xml/ns/javaee/web-app_3_0.xsd">

    <display-name>WebApp</display-name>

    <filter>
        <filter-name>struts2</filter-name>
        <filter-class>
	        org.apache.struts2.dispatcher.ng.filter.StrutsPrepareAndExecuteFilter
        </filter-class>
    </filter>

    <filter-mapping>
        <filter-name>struts2</filter-name>
        <url-pattern>/*</url-pattern>
    </filter-mapping>

    <session-config>
        <session-timeout>
            30
        </session-timeout>
    </session-config>

    <welcome-file-list>
        <welcome-file>index.jsp</welcome-file>
    </welcome-file-list>
</web-app>

 

jspの作成

web.xmlのwelcom-file-listにindex.jspと記載したので、index.jspを作成する。なお、今回は『struts2-convention-plugin-2.3.15.3.jar』をクラスパスに指定しているので、jspファイルは『WEB-INF/content』配下に置かなければならない。

 

作成したjspファイルはこんな感じ。

f:id:tfCenturion:20131109122453j:plain

 

Tomcatの起動

ここまでくれば、あとはTomcatを起動して、アクセスすれば画面が表示される。

f:id:tfCenturion:20131109122815j:plain

 

 

■プロジェクトの構成

ここまでのプロジェクト構成はこんな風になる。

f:id:tfCenturion:20131109123044j:plain

 

 

以上で、HelloWroldが表示できるようになった。

 

ここまでの編集にはStruts2のチュートリアルサイトを参考にしたが、やっぱりいちからプロジェクトを構築してみると、色々と勉強になることが多い。

http://www.dzone.com/tutorials/java/struts-2/struts-2-example/struts-2-annotation-example-1.html

 

 

次回は、Actionクラスを作成し、画面遷移までを実装してみる。